解体は、部材転用のチャンスでもあり、ある意味で宝探しのような。
まずは上がり端から解体に着手。
床板を外してみると、上がり框(マツ)の見えなかった裏側が蟻害でボロボロ・・・・・。
床板(マツ)、地覆(クリ)、大黒柱(ケヤキ)などは何ともなかったのですが、上り框だけきれいにヤラれていました。
設計時に上がり框の転用先を決めていましたが、あっさりと諦めました。
古民家リノベーションは、想定外のことが起こると想定して監理を進めることが肝要。
無被害だった床板は丁寧に取り外し、予定通りに転用するまで大切に保管します。