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いよいよ解体に着手

たとえ文化財指定されていない建物であっても、見え隠れの野物材ひとつ撤去するのに、歴史的・文化財的な価値を下げることにならないか慎重に検討して思い悩むのが、再生工事の常です。

今回は、文化財の指定もなく模造復元の古家屋ですから、外観は可能な限り保存するとして、店舗併用レストランにするために必要であれば、内部は大胆に解体・撤去します。
そういう意味ではいつもより気楽で、逡巡することはありません。

外廻りと足元から解体

戸袋

戸袋を残したまま工事を進めるか、一旦取り外すか思案のしどころ

天井

天井はスノコ板の部分と天井板の部分が混在。

床組

模造復元ですから、足固めと根太はきちんと製材されています。

御神前

御神前のお社は、そのまま残して工事を勧めます。

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