曳家をするのに建物の中を枕木でいっぱいにせずとも、ジャッキアップするだけで1ヶ月もかからずとも、早くて・安全に曳家工事ができることをお伝えしてきました。
石原組の社長さんによると、一般社団法人 日本曳家協会に所属している会員会社であれば、当たり前な技術だそうです。
技術力の差があってか、地方の一人親方でやっているような曳家さんが近年どんどん廃業しているとのこと。
そういった、地方の業者さんの助っ人として石原組さんは協力していて、常に全国で仕事をしています。
コンプライアンスとか後継者不足とか様々な事情で、技術力のある老舗の曳家会社さんも閉業しているようで、曳家業界も大変な時代です。
古民家再生には曳家さんの技術力が不可欠です。
いち設計者の立場ではどうすることもできませんが、曳家業界がどうか今後も盛り上がっていって欲しい。